手作り指輪について、比較することがたくさんあります - 指輪のあれこれ比べてみました

手作り指輪について、比較することがたくさんあります

最近、ブライダル関連の情報誌や情報サイトを中心に「手作り指輪」というワードをよく見かけるようになりましたが、そもそもこの手作り指輪とはどのような指輪のことを指しているのでしょうか?
ここでは今話題になっている手作り指輪とはどんなものなのかをお伝えすると同時に、比較していきたいと思います。

まず最初に手作り指輪の定義から説明すると厳密に言えば指輪はすべて機械だけで作られているわけではありませんので、ブランドショップやジュエリーショップで店頭に並んでいる既製品も人の手がかけられています。
ですからショップで販売している既製品も手作りと言えば手作りになりますが、店頭に並んでいる既製品を見て手作りだと感じる人はほとんどいないでしょう。

なぜなら既製品の場合はあらかじめ大量生産されており、名の知れたブランドの指輪なら日本だけでなく世界中で同じデザインのものが売られているので希少性が感じられないからです。
特に人気の高いデザインの指輪は売れる分、人と被ってしまう可能性が高いですし、そういった指輪を購入する人はトレンドを意識している人が多く希少性を求めているわけではありません。
つまり手作りという意識がないというよりは手作りであることにそれほどこだわりがないと言ったほうがいいでしょう。

それでは誰もが手作り指輪だと感じる指輪にはどんなものがあるかと言うと、これは大きく分けて2種類あります。
ひとつめはオーダーメイドで、オーダーメイドは自分で素材や石、デザインや加工法を決めることができ、決めたものを職人に作ってもらいますから正真正銘の世界にひとつだけのオリジナル指輪になります。
オーダーメイドのメリットはこの希少性の高さがあげられ、既製品のように人と同じ指輪を身に付けたくない、特別な指輪だからオリジナリティのあるものを渡したいという人にはおすすめです。

さらにオーダーメイドなら微妙なサイズ感も調整可能なので、その人に合った指輪を作れますし、どこに石を付けるのかリングの形はどうするのかなど細かい部分まですべて決められます。
たとえば「あの指輪とこの指輪を組み合わせたような指輪が欲しい」という願いもオーダーメイドなら可能ですし、まったくゼロから作り上げることもできます。

オーダーメイドは取り扱っているブランドショップやジュエリーショップかオーダーメイド専門店に依頼することになりますが、かかるコストはどこに依頼するか、どんなデザインにするかで違います。
高級ブランドショップでオーダーメイドする場合は当然コストも高くなりますが、オーダーメイド専門のショップだと高級ブランドの既製品より安い値段で同じクオリティの指輪が作れることもあります。
したがってコストがかかってもいいから好きなブランドの指輪をオーダーメイドしたいならブランドショップに、ブランドにはこだわらないけどコストを抑えつつクオリティの高い指輪が欲しいという人はオーダーメイド専門のショップを利用するといいでしょう。

次に近年注目を集めているのがブライダルリングを専門に扱っているアトリエを利用する手段で、これはオーダーメイドと共通するところもあれば異なる点もあります。
まずオーダーメイドとの共通点ですが、素材や石、デザインや加工法を自分で決められるところは同じで、あらかじめ用意されているものからチョイスしていくこともできますし、ゼロから作り上げていくこともできます。
はじめにお店へ行ってスタッフと打ち合わせをしますから、その段階でどんなデザインの指輪が欲しいのか、また予算を明確にしておくとスムーズに進められるでしょう。

次に異なる部分ですがオーダーメイドの場合は素材や石、デザインや加工法を決めたらあとは職人にすべて任せて出来上がりを待ちますが、専門のアトリエを利用する場合は自分も作業に参加して指輪を作ります。
そんなことをして失敗する可能性はないの?と心配になる人もいるかもしれませんが、アトリエには熟練の技術を持ったプロの職人スタッフがいて、サポートを受けながら作っていきますので心配ありません。

また、出来上がりに影響する重要な工程は職人がすべて行いますから、出来上がった指輪は既製品のクオリティとそん色ないものになっています。
もちろんホワイトゴールドやピンクゴールド、イエローゴールド、プラチナなどをベースにした素材にダイヤモンドを入れた本格的なブライダルリングを作ることができます。

そしてアトリエを利用するメリットはコスト面にもあって、一般的に高級ブランドショップで既製品のブライダルリングを購入する場合、だいたい30万円から40万円程度の予算が必要になりますが、アトリエなら10万円程度で同じくらいのクオリティの指輪を作れます。
このように手作り指輪を作るならオーダーメイドと専門のアトリエを利用する2つの方法がありますので、気になっている人は検討してみてください。
手作り指輪

新着情報

結婚指輪の保管方法

結婚指輪は保管が命

手にした結婚指輪を何十年と使い続けるのなら、しっかり保管するしか方法はありません。
結婚指輪に傷や汚れがあった場合、購入した店に持ち込めば対応はしてくれるでしょう。しかし何事にも「限度」はあります。例えば指輪に傷がついた場合、研磨で直ります。しかし研磨を何回も繰り返してしまうと、指輪の強度が下がってしまうのです。研磨は悪いことではないものの、頻繁に繰り返すものではありません。指輪を長く使い続けるには、普段からの取り扱いが何よりも重要になります。
≫ 『結婚指輪の保管方法』

結婚指輪のサイズ直しは縁起が悪い!?大きな勘違いです

結婚指輪のサイズ直しは縁起が悪い!

「結婚指輪のサイズ直しは縁起が悪い」と、言われています。結婚指輪のサイズ直しをおこなうさいに、アーム部分をカットするからでしょう。永遠に続く環を切るので、気持ち的に良くないのも分かります。
サイズ直しのやり方によっては、アーム部分をカットしない手もなくはありません。サイズを小さくするには指輪の内側に地金を挿入。逆に大きくするには、指輪を叩いて強引に広げるというものです。ただ地金を入れるにせよ強引に広げるにせよ、指輪そのものが傷んでしまうのでおすすめできません。

≫ 『結婚指輪のサイズ直しは縁起が悪い!?大きな勘違いです』

結婚指輪にかけられる予算に余裕がない人へ

あえて買わない選択肢

結婚指輪にかけられる予算がないのならば、あえて「買わない」という選択肢もあります。結婚指輪はたしかに大切なものです。ただ指輪以上に大切なのは、2人の生活。もしお子さんがいらっしゃるのならば、なおさら生活は大切にしなければいけません。
とはいえ、憧れの結婚指輪を諦めるのはあまりにも酷な話です。そこで目をつけたいのが、値段の安い結婚指輪です。
≫ 『結婚指輪にかけられる予算に余裕がない人へ』

結婚指輪の値段は高い!安くて高クオリティの結婚指輪は?

結婚指輪のお値段は20万円〜30万円

ペアリングならまだしも、結婚指輪となるとかなりの金額になります。結婚指輪はピンキリとありますが、だいたい20万円〜30万円はするでしょう。お金に余裕があるのなら良いのですが、毎月の生活がギリギリとなると大変です。
そこで値段の安い結婚指輪を探したいもの。ネットで探せば、3000円の結婚指輪がございます。レビューも何件か投稿されているので、実際に購入した方も多いでしょう。でも、結婚指輪は「安かろう悪かろう」な世界。3000円は3000円の指輪なのです。
≫ 『結婚指輪の値段は高い!安くて高クオリティの結婚指輪は?』

結婚指輪に刻みたい愛のメッセージ

結婚指輪に入れたいメッセージがある

結婚指輪は2人にとって、大切なもの。だからこそ、2人の思いを指輪に刻み込んでみてはいかがでしょうか。
店にもよりますが、結婚指輪のアーム部分に刻印を入れることができます。2人の名前・愛のメッセージだけでなく、店によっては簡単なオリジナルイラストも対応可能。しかし結婚指輪の刻印となると、失敗できないプレッシャーがのしかかるもの。どんな刻印を入れたら良いのか、考察してみます。
≫ 『結婚指輪に刻みたい愛のメッセージ』